内川コピペ大正義野球娘。編。
多分この前にも張られてると思いますが、発掘したのは最近の奴です。
大正野球娘。85球目より(IDのみ削除)。
500 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/09/25(金) 02:05:03 本拠地、東邦星華學園高等女學院グラウンドで迎えた朝香中学戦 自らのエラーで招いた大量失点、打席に立つことなく惨敗だった グラウンドに響く観衆のため息、どこからか聞こえる「男に勝つのは無理だな」の声 無言で帰り始める選手達の中、鏡子は独りベンチで泣いていた 憧れの巴お姉さまと野球ができる栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト… それを今の自分の実力で得ることは殆ど不可能と言ってよかった 「どうすればいいのかな…」鏡子は悔し涙を流し続けた どれくらい経ったろう鏡子ははっと目覚めた どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した 「やれやれ、帰ってユニホームをせんたくしなきゃ(笑)」鏡子は苦笑しながら呟いた 立ち上がって伸びをした時、鏡子はふと気付いた 「あれ…? みんな・・・?」 ベンチから飛び出した鏡子が目にしたのは、校舎まで埋めつくさんばかりの観客だった 千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように「オーオーオー櫻花會!!」が響いていた どういうことか分からずに呆然とする鏡子の背中に聞き覚えのある声が聞こえてきた 「鏡子!守備練習デスヨ!」声の方に振り返った鏡子は目を疑った 「ア・・・アンナ先生?もう試合は終わりましたよ」「鏡子、勝つためには練習よ!」 「巴お姉さま…」鏡子は半分パニックになりながらグラウンドを見た グラウンドにはいつもと変わらぬチームメイト達 暫時、唖然としていた鏡子だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には希望しか無かった 「上手くなるためには練習しかないんですね!」 記子からグラブを受け取り、グラウンドへ欽ちゃん走りで走る鏡子、その目に光る涙は絶望とは無縁のものだった… 翌日、ベンチで冷たくなっている乃枝が発見され、晶子は岩崎に電話をかけていた。
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