出典:関東学生長距離スレpart231
741:ゼッケン774さん@ラストコール:2010/09/18(土) 14:57:17
2011年1月3日、87回目を迎えた箱根駅伝
第1区矢澤がまさかの大ブレーキ、2区以降もふるわず惨敗だった
大手町に虚しく消えていく応援団のため息、どこからか聞こえる「今年は予選会敗退だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年の5区走者八木は独り読売新聞社前で泣いていた
都道府県対抗駅伝で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の早稲田で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」八木は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、八木ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、近くから聞こえてくる大八木の怒声が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って練習をしなくちゃな」八木は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、八木はふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ゴール地点から飛び出した八木が目にしたのは、大手町を埋めつくさんばかりの大観衆だった
千切れそうなほどに早稲田の旗が振られ、地鳴りのように「都の西北」が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする八木の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ユウキ、ウォーミングアップだ、早く行くぞ」声の方に振り返った八木は目を疑った
「た・・・武井さん?」 「なんだハホ、居眠りでもしてたのか?」
「わ・・・渡辺監督?」 「なんだ八木、かってに渡辺さんを引退させやがって」
「竹澤さん・・・」 八木は半分パニックになりながらメンバーのエントリーリストを見た
1区:櫛部 2区:渡辺康幸 3区:小林正 4区:小林雅 5区:駒野 6区:八木 7区:梅木 8区:武井 9区:竹澤 10区:瀬古
暫時、唖然としていた八木だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
中山から襷を受け取り、箱根路を全力疾走する八木、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、小涌園前で冷たくなっている八木が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
750:ゼッケン774さん@ラストコール:2010/09/18(土) 15:25:54
>>745
だろうな、最終行の吉村と村田がわけわからんかったわ
このあたりがアンチの文章改変能力の限界というわけか・・・気の毒になあ
753:ゼッケン774さん@ラストコール:2010/09/18(土) 15:31:31
>>750
マジレスかっこ悪いぞ
村田吉村はお約束
756:ゼッケン774さん@ラストコール:2010/09/18(土) 15:35:09
>>750
内川コピペのルールとして、
どう改変してもいいが、吉村村田だけは変えちゃいけないんだよ
764:ゼッケン774さん@ラストコール:2010/09/18(土) 15:46:36
>>750
ダセエw
まさに失笑w
769:ゼッケン774さん@ラストコール:2010/09/18(土) 15:53:22
>>750
気の毒だなぁwww
771:ゼッケン774さん@ラストコール:2010/09/18(土) 15:55:24
>>750
かわいそうだなあ